機械の測定点にプローブを設置
ケーブル付き外付けプローブを選定した機械の測定点に取り付け、端末は作業アクセスと無線通信に適した場所に設置します。
Hitelecom H Series振動センサーは、ケーブル付き外付けプローブと無線端末を組み合わせ、産業機械の高周波振動を監視します。プローブをモーターの軸受ハウジングの剛性のある測定点に取り付け、設定した測定値を保全チームへ送信します。単軸または3軸測定を選択でき、振動速度RMSの測定範囲は0~50 mm/s、表示分解能は0.1 mm/s、測定周波数範囲は10~5,000 Hzです。設置条件に合わせて4G、NB-IoT、LoRaの通信方式とデータ送信設定を選択できます。
主な特長
機械に取り付けるプローブ、適切な測定設定、無線データ接続を、一つの監視フローにまとめます。
ケーブル付き外付けプローブを選定した機械の測定点に取り付け、端末は作業アクセスと無線通信に適した場所に設置します。
振動速度RMSを0~50 mm/sの範囲で測定し、0.1 mm/sの表示分解能で表示します。機械と測定目的に合わせて単軸または3軸測定を選択できます。
10~5,000 Hzの測定周波数範囲で機械の振動を監視します。対象設備で確認したい周波数に合わせて、プローブの取り付け方法とデータ取得設定を選定します。
納入機種の4G、NB-IoT、LoRa仕様により、分散した測定点を合意した監視プラットフォームへ接続します。
選定した測定指標と通常運転時の条件に基づき、プロジェクトのしきい値、通知先、点検時の対応手順を定めます。
この製品ファミリーには、NFCによる有効化、ローカル設定、OTAアップデートが記載されています。納入機種で利用できる機能をご確認ください。
目的に合った測定量を
機械の傾向を有効に把握するには、再現性のある測定点、明確に定義した測定値、その値に対応する運転条件が必要です。プローブとデータ送信設定を選ぶ前に、これらを合わせて確認します。
振動速度の二乗平均平方根値(RMS・実効値)はmm/sで表します。測定範囲は0~50 mm/s、表示分解能は0.1 mm/sです。同じ機械の測定点で、比較可能な運転条件の測定値を比較します。
指定の測定周波数範囲は10~5,000 Hzです。これはプローブで測定する振動の周波数を示します。無線でのデータ送信間隔は、保全業務に合わせて別途設定します。
機械の回転速度、負荷、生産工程の段階が、測定値を比較する際の条件になります。監視計画または現場で利用できる記録に残します。
監視対象の軸受に近い、設置が承認された剛性のあるモーター軸受ハウジングまたはエンドブラケットの測定面に、外付けプローブを直接取り付けます。単軸仕様では検出方向を選定し、3軸仕様では3軸の向きを定めます。プローブケーブルには適切なストレインリリーフを設け、回転部や高温面から離して固定します。無線端末はその使用環境範囲内の別の場所に設置し、その位置での通信状況を確認します。納入プローブの取り付け方法、ケーブル仕様、設置図に従ってください。
測定値から対応へ
データ取得設定は振動をどのように測定するかを定め、データ送信設定は端末がいつデータを送るかを定めます。測定帯域、データ取得要件、送信間隔、アラートへの対応を、一つの運用設定として決めます。
外付けプローブは、識別ラベルを付けた機械の測定点で測定します。納入仕様の測定量、周波数帯域、データ取得設定を監視目的に合わせます。
端末は、選択した携帯電話網またはLoRa接続を通じて、設定した測定値を送信します。送信スケジュールとプラットフォームまでの接続経路全体を確認します。
同等の運転状態で測定値を比較し、設定した通知を確認して、保全チームが合意した点検手順につなげます。結果を記録し、次回の比較に活用します。
公表されている電池寿命の参考値は、指定条件下で1時間間隔のデータ送信時に10年を超えます。この参考値は、設定された端末の運用条件に対応するものです。実際の寿命は、搭載電池、プローブとデータ取得の稼働率、送信スケジュール、無線通信状況、再送、温度によって異なります。導入予定の構成全体について、電池寿命の見積もりをご依頼ください。
用途
8つの機械分類にわたる48の実用的な監視用途をご覧いただけます。各用途では、固定されたプローブ測定点、比較すべき運転条件、適切な構成の選定に役立つ情報を示しています。
8 機械分類 48 監視用途
写真は機械の使用環境を示すイメージです。実際の測定点、プローブの測定帯域、設置方法は、機械担当エンジニアと選定してください。

生産ライン、パワーユニット、回転駆動システムのモーターで、選定した固定測定点の振動傾向を比較します。

モーター軸受ハウジングの変化を追跡し、保全チームの日常点検に再現性のある比較基準を提供します。

対応する速度と負荷の範囲内で測定値を比較し、運転条件に伴う通常の変化も傾向として把握します。

油圧パワーユニットを駆動する電動モーターを監視し、同等の圧力需要サイクルにおける点検に役立てます。

再現性のある成形サイクルでモーター側の振動を追跡し、生産記録と合わせて駆動部の点検優先順位の判断に役立てます。

定義した負荷と回転速度で、発電機の回転電機部分の振動履歴を蓄積します。

定義した運転試験中に比較可能な振動値を記録し、合意した検査または受入判定の手順に役立てます。

モーターまたはポンプの軸受に振動が伝わる経路に近い位置へプローブを取り付け、変化を流量、圧力、運転状態と合わせて確認します。

運転機と待機機で選定したモーターおよびポンプの測定点を追跡し、ポンプ場の保全計画に役立てます。

アクセス可能な陸上設置型ポンプとモーターを監視し、ポンプ運転サイクルの記録と合わせて傾向を比較します。

立形ポンプのモーターで選定した固定軸受部を監視し、通常運転中の変化を記録します。

製造設備を支える循環ポンプの振動傾向を継続して記録し、工程需要が安定した状態で測定値を比較します。

衛生配管ラインでモーター側または軸受ハウジングの振動を監視し、設置部品は製品接触経路の外側に配置します。

適合するポンプ駆動部の振動変化を比較し、圧力、流量、保全記録と合わせて確認します。

羽根、柔軟なダクト、建物の動きではなく、ファンの固定された駆動部や軸受位置を監視します。

換気ファンの駆動部と軸受配置における振動を追跡し、人が利用する建物の設備点検に役立てます。

一定の排気運転条件で選定したファン軸受の測定点の傾向を記録し、保全チームが点検すべき変化を見つける際に役立てます。

機械保全業務の一環として、集じんシステムの固定されたモーターまたはファンの軸受を監視します。

補助ファンの駆動部で局所振動を追跡し、記録された運転需要に合わせて測定値を比較します。

ファン駆動部の状態傾向を把握し、保全チームが乾燥ラインの生産計画に合わせて点検を計画する際に役立てます。

曝気ブロワのモーターと駆動軸受で再現性のある振動傾向を記録し、工程の需要も記録します。

回転しない軸受部に近い測定点を選び、コンプレッサーの運転条件に合わせて測定仕様を選定します。

コンプレッサーの軸受近傍で振動を追跡し、安定した運転状態と負荷状態で変化を比較します。

駆動部または軸受付近の局所振動の傾向を把握し、コンプレッサーの通常の周期的運転条件を記録します。

適合するコンプレッサー駆動部の振動傾向を追跡し、冷凍設備の計画点検に役立てます。

同等の真空工程状態で駆動部とハウジングの局所振動を比較し、変化を設備点検に役立てます。

ドライスクリュー真空システムで選定した回転しない測定点の傾向を記録し、比較可能な生産サイクルで保全確認を行います。

適合性が確認された設置方法で、選定したプロセスコンプレッサーの駆動部または軸受位置における機械振動を監視します。

選定した駆動部または軸受への振動伝達経路で測定します。運転速度、搬送物の負荷、動作サイクルを合わせて記録し、比較の条件とします。

コンベヤ駆動部のギヤボックスとモーターの局所振動を追跡し、同じ搬送運転条件で経時比較します。

スクリューフィーダーの外部駆動部の振動を監視し、材料搬送経路にセンサーを配置せずに点検へ役立てます。

バケットエレベーターの駆動ギヤボックスまたはモーター軸受付近で継続的に傾向を記録し、アクセス可能な機械の点検に役立てます。

選定した固定駆動部の軸受を監視し、再現性のあるソーター運転サイクル内で振動を比較します。

選定した昇降または走行駆動部の機械振動を追跡し、再現性のある昇降・走行サイクルを記録します。

定義した工程負荷でギヤボックスの振動を比較し、押出機の回転駆動部の点検に役立てます。

対象の生産状態における機械の局所的な振動を記録し、作業環境に合わせて取り付け方法とケーブル保護を選定します。

再現性のある加工または運転試験条件で、選定した主軸ハウジングの振動を追跡し、工具と機械の点検に役立てます。

対応する回転速度と加工条件で、再現性のある固定測定点における主軸台の振動を比較します。

定義した研削条件で主軸の局所振動を追跡し、履歴を回転部品の点検計画に活用します。

比較可能な切断作業と保全時の運転試験において、固定された主軸または駆動部ハウジングで振動を記録します。

選定した圧延ラインのモーターまたは減速機の軸受への振動伝達経路を監視し、記録された生産負荷と合わせて傾向を確認します。

再現性のある生産段階で、取り付けが承認された回転しない駆動軸受の測定点を追跡し、日常の機械点検に役立てます。

機械の局所的な振動傾向で生産設備の保全業務を支え、工程の運転条件、洗浄性、取り付け時のアクセスを確認します。

同じ混合レシピとバッチ負荷で、モーターと減速機の局所振動を監視します。

選定した固定軸受測定点の傾向を記録し、ボウル回転速度、原料供給、運転状態を踏まえて変化を解釈します。

設置が承認された回転しない駆動部または軸受位置を監視し、安定した生産条件で保全確認を行います。

生産ラインのモーターまたはギヤボックスの局所振動を追跡し、再現性のある充填・キャッピング運転条件で比較します。

記録された乾燥工程の各段階で、設置が承認された外部駆動部の測定点を監視し、設備保全記録に役立てます。

選定した固定ロール軸受ハウジングで局所振動を記録し、同等の製紙機の生産状態で比較します。

回転駆動部または固定軸受ハウジングを機械監視の測定点として選び、通常工程で生じる加振を考慮して測定範囲と設置方法を確認します。

選定した破砕機の軸受または駆動部の測定点を追跡し、記録された原料供給条件と運転条件に照らして傾向を比較します。

粉砕ラインのモーターまたは減速機の局所振動を監視し、比較可能な原料供給と負荷の状態に関連付けて測定値を確認します。

選定したシュレッダー駆動軸受の振動履歴を継続して記録し、処理材料と通常の運転サイクルも記録します。

定義した回転しないハウジングの測定点で、回転式加振機の軸受の局所振動を機械の傾向として監視します。

選定したミル駆動部の軸受への振動伝達経路を追跡し、一貫した生産負荷記録を用いて有効な傾向比較を行います。

固定駆動部またはローター軸受ハウジングを監視し、記録された材料加工の運転条件で振動履歴を比較します。
シリーズと構成
H200、H300、H500は、公表されているH Seriesの製品ファミリー識別名です。プロジェクトの構成提案では、プローブ、端末、無線通信仕様、運用設定を含む全体構成を指定します。
プロジェクトに合わせて、納入品の無線通信仕様、外付けプローブ、測定設定を確認します。
この構成について相談する ↗プロジェクトに合わせて、納入品の無線通信仕様、外付けプローブ、測定設定を確認します。
この構成について相談する ↗プロジェクトに合わせて、納入品の無線通信仕様、外付けプローブ、測定設定を確認します。
この構成について相談する ↗| 公表されている製品ファミリーの型番 | H200 / H300 / H500 |
|---|---|
| 振動速度RMSの測定範囲 | 0~50 mm/s |
| 測定周波数範囲 | 10~5,000 Hz |
| 測定軸数 | 選定構成に応じて単軸または3軸 |
| 振動速度RMSの表示分解能 | 0.1 mm/s |
| 公表されている測定精度の条件 | 80 Hzでの校正時に±1%。納入仕様の測定条件全体をご確認ください |
| センサーの構成 | 剛性のあるモーター軸受ハウジングまたは機械の測定点に設置するケーブル付き外付けプローブ |
| 無線通信仕様 | 納入機種および地域仕様に応じて4G / NB-IoT / LoRa |
| データ連携 | MQTTの記載あり。納入仕様の接続経路全体をご確認ください |
| 端末筐体の保護等級 | IP68。プローブ、ケーブル、コネクターの適合性は別途指定してください |
| 公表されている動作温度 | −20°C~+70°C。設置時には各構成部品の使用限界をご確認ください |
| 公表されている保管温度 | −20°C~+80°C |
| 端末設定 | NFCによる有効化 / ローカル設定、OTAアップデート。納入構成によります |
| 電池寿命の参考値 | 指定条件下で1時間間隔のデータ送信時に10年超。構成と稼働条件によります |
対象部品、剛性のある取り付け面、測定方向、回転速度範囲、通常の負荷状態をお知らせください。
単軸または3軸測定を選び、10~5,000 Hzの測定範囲内で対象機械の確認したい周波数を指定します。振動速度RMSの測定範囲は0~50 mm/s、表示分解能は0.1 mm/sです。データ取得の稼働条件、送信、校正の要件を確認します。
プローブとケーブルの使用条件、端末の位置、無線通信状況、データ送信、アラート、プラットフォームへの接続を確認します。
通信とシステム連携
設定した測定値をHitelecom Cloudまたは互換性のあるお客様のプラットフォームへ接続します。製品ファミリーの仕様にはMQTTが記載されています。選定した無線通信仕様とその先の接続経路に合わせて、メッセージ形式、エンドポイント、対応する認証方式を確認します。
利用可能な通信事業者と端末設置位置の通信状況に合わせて、納入モデムと地域向け周波数帯を選定します。測定スケジュール、データ送信設定、通知の運用手順を確認します。
納入品の無線プロトコル、地域設定、受信機またはゲートウェイを適合させます。LoRaWANが必要な場合は、機種とその先の接続経路全体を含めて指定してください。
サンプルメッセージで、端末の識別情報、機械と取り付け測定点のラベル、測定量、単位、タイムスタンプを確認します。納入構成に対応するMQTTエンドポイントと認証方式を確認し、指定のプラットフォームおよび通知先までの接続経路全体をテストします。
プラットフォーム連携を相談する ↗Hitelecom H Seriesは、ケーブル付き外付けプローブを使用して機械の高周波振動を監視します。振動速度は二乗平均平方根値(RMS・実効値)として0~50 mm/sの範囲で報告され、表示分解能は0.1 mm/sです。指定の測定周波数範囲は10~5,000 Hzです。機械と取り付け位置に合わせて単軸または3軸測定を選び、その上で無線でのデータ送信設定を行います。
監視対象の軸受に近い、取り付けが承認された剛性のあるモーター軸受ハウジングまたはエンドブラケットに、プローブを直接取り付けます。納入品の取り付け方法に従い、測定面を整えます。測定点の識別名と、単軸の方向または3軸の向きを記録してください。ケーブルを固定し、無線端末はアクセスと通信状況を考慮して別の位置に設置します。
一般的な検討対象には、電動モーター、ポンプ、ファン、コンプレッサー、ギヤボックス、コンベヤ、工作機械の主軸、ミキサー、遠心分離機があります。対象部品に近い、剛性があり回転しない測定点を選び、納入プローブの使用可能な周波数帯域、測定範囲、設置条件を機械に合わせます。この外付けプローブ製品ファミリーは、機械の高周波振動監視を目的としています。
プローブケーブルが、機械の測定点と監視端末を接続します。遠隔地へのデータ通信は、設定された4G、NB-IoT、LoRa接続が担います。機械へのアクセス、ケーブル保護、無線通信状況を考慮し、プローブの位置、承認されたケーブル長、端末の位置を一緒に計画してください。
指定の測定周波数範囲は10~5,000 Hzです。これはプローブ位置で測定する振動の周波数範囲であり、無線でのデータ送信頻度とは異なります。80 Hzでの校正条件は、別の校正基準です。機械の回転速度、対象部品、取り付け構成をお知らせいただくことで、用途に合わせたデータ取得・送信設定を検討できます。
はい。単軸構成と3軸構成をご用意しています。単軸構成は選定した検出方向の振動を測定します。3軸構成は同じ取り付け位置で3方向の振動を測定します。機械に合わせて構成と取り付け方向を指定してください。振動速度RMSの表示分解能は0.1 mm/sです。
監視計画に機械の回転速度、負荷、運転段階を記録します。安定した回転速度や再現性のある生産サイクルの段階など、重要な運転状態ごとに比較可能な基準値を定めます。それらの条件と保全履歴に照らして変化を確認することで、傾向を的確な点検に役立てられます。
清潔で平坦な剛性のある測定面に、承認された取り付け方法で設置してください。機械的な結合は取り付け状態での周波数応答に影響するため、対象帯域に合わせてセンサーの接合面と取り付けベースを確認します。ケーブルにはストレインリリーフと適切な余長を設けて固定し、可動部やモーター動力配線を避けて安全に配線します。
通常運転時の基準値、確認する値、実用的な点検対応を定めます。識別ラベルを付けた測定点で変化が継続した場合、点検の優先順位付けや保全前後の測定値比較に役立ちます。詳細な故障の解釈は、対象機械、利用可能な測定データ、プロジェクトで採用する解析方法によって異なります。
機械形式、回転速度範囲、運転サイクル、対象部品、取り付け候補位置の写真、単軸または3軸測定のご希望をお知らせください。使用環境、ケーブル経路の要件、測定・送信間隔、使用国、ご希望のプラットフォームまたは通信方式もお伝えください。これらの情報をもとに、プローブ、端末、データ要件を設置条件に合わせて検討します。
プロジェクトをご相談ください
機械、運転条件、監視目的をお知らせください。ケーブル付きプローブ、測定構成、無線通信を条件に合わせて検討し、お見積もりについてご相談を承ります。
sales@hitelecom.cn ↗機械の写真、軸受ハウジングの詳細、保全仕様は、設置計画の参考になります。回転速度、負荷、ケーブル経路、データ送信やプラットフォームの要件もお知らせください。